自らや家族によってブラックになる
私が消費者金融業者に勤務しているとき、本人の借金癖が治らず、それを止めたいと家族から相談されることがしばしばありました。
免許証や保険証を取り上げれば消費者金融からお金を借りることはできなくなりますが、それらが必要なときもありますので得策ではありません。
それに、家族が免許証と保険証を取り上げたという場合でも、本人がこっそりとそれらをコピーしてしまい、コピーを持って消費者金融に走ることもあります。
私が家族からこのような相談をされたときには、信用情報機関でブラックリストにしてしまいましょうと提案していました。
信用情報機関では、本人が申し出ることで貸付禁止依頼というブラック情報を登録することができます。
これは金融機関からはできませんので、家族が本人を連れて信用情報機関に行くことが必要です。
この貸付禁止依頼を登録しておけば、本人はもう消費者金融からお金を借りることはできなくなります。
家族が本人の借金癖を何とかしようと、こうした措置をとることは本当によくあります。
よく、家族が変わりに返済をしたとき、もう2度と本人にはお金を貸さないでくださいということを言われますが、そのときにもこの方法を紹介します。
もし、家族の借金癖で悩んでいる人がいれば、信用情報機関で貸付禁止依頼を登録するのがお勧めです。