債務整理をしなくてもブラック
多重債務者の方で多いのは、ブラックになりたくないから債務整理をしない人です。
1度ブラックリスト入りしてしまうと、社会から烙印を押された感じがしてとても嫌だと言う人が多いです。
また、ブラックになるとローンやクレジットカード類が使えなくなりますので、それを嫌う人も多いです。
ブラックになるといろいろなマイナス面がありますので、何とかブラックにならずに頑張ろうという人が多くなるのは仕方がないことかもしれません。
でも、すでに破綻状態になり、借入れ件数が10件以上となるような人などでは、債務整理をして決定的なブラックにならなくても、すでに半分はブラックだと言っても過言ではないでしょう。
貸金業者をはじめとする金融機関では、借入れ件数や借入総額が主な審査対象となっています。一概にブラックかブラックでないかとで契約を決定しているわけではないですよね。
ブラックではなくても、すでに破綻状態にあると見られれば審査が通りませんので、ブラックと何らかわらないということです。
借り始めはどこに申込んでもお金を借りれたという人も、借入れ件数や借入総額が多くなるにつれて断られる確率が高くなっていきます。
めぼしいところに申込んでみたけど、全部審査が通らなかったという場合には、ブラックになるのが嫌だとは言わずに、速やかに債務整理の道を選択することが大切です。
ブラックになりたくないために頑張っても、それは傷口を広げるだけです。特に消費者金融は高金利になりますので、1度破綻状態になるとまず抜け出せません。
債務整理をしなくても信用はがた落ちということがありますので、ブラックかどうかで線引きするのはお勧めできません。