できもしないことは約束しない

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できもしないことは約束しない

延滞者で多いのは、督促担当者に追い立てられて、できもしないことを約束してしまうことです

何日までに入金してくださいと言われても、明日までの入金以外は無理だと言われても、何とかしてほしいと言われても、できないことはできないといわなければいけません

結局、その約束を破ってしまうことになれば、督促担当者も人間なので腹を立てることになるでしょう。

すでに延滞して信用を失っている状態で、さらに信用を失うことになります。約束は口約束でも守らなくてはいけませんので、口には注意しなければなりません。

また、特に督促担当者に追い立てられてもいないのに、自分から支払いの目処もついていないのに支払日の約束をしてしまう延滞者もいます

多分お金が入ってくるだろうとか、もしかしたら都合がつくようになるかもしれないといった希望的観測で約束するのはいけません

督促担当者は延滞者との会話の内容をしっかりと記録に残していますので、延滞者との約束を忘れることはありません。

延滞者にとっては適当に約束しただけでも、貸金業者にすれば契約書を交わした約束と何ら変わりはありませんので、軽々しくは約束しないようにしましょう。

できもしない約束を2度3度と続けると、オオカミ少年のようにもう誰も信じなくなってしまいます。

督促担当者からの信用を失うと、後は厳しい取立てが待つだけです。

 

 

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