リストラでピンチのときの延滞回避法
延滞になる理由はいろいろでしょうが、リストラを含めて失業のために延滞するという場合はとても多いです。
給料があれば返済できます。でも、失業してしまって給料がなくなると、途端に返済に窮することになります。
そんなとき重宝するのが、雇用保険の失業手当です。失業手当は給料と同じだけとまではいきませんが、それまでの手取り給料の5割から6割程度のお金を受け取ることができます。
失業手当をもらっても経済的に余裕がないのは当然ですが、収入があるということで少なからずの返済は可能です。
ただ、失業手当は次の就職が決まるまで無限にもらえるというものではありません。
そんなときには、職業訓練校に入校しましょう。これはハローワークで手続きすることができる制度で、職業訓練校に通っている間は、失業手当が延長されるからです。
さらに、そこでの訓練が終了するまではずっと失業手当はもらえるだけでなく、受講手当てや交通手当てといったものまで支給されるのです。
実際、私の知人がこの制度を利用したことがありますが、勉強はしなければいけませんでしたが、働かなくてもお金がもらえると大変喜んでいました。
まあ、これはすぐに就職が困難な場合に活用するもので、すぐに就職先が見つかりそうなら特に利用する必要はありませんよね。
失業中の延滞回避法の1つとして、覚えておきましょう。