初期延滞について
ここでは初期延滞について説明します。
初期延滞とは、延滞日数が1日から1週間程度のことです。支払期日が末日なら翌月7日ぐらいまでの延滞のことを指します。
初期延滞する件数はとてつもなく多く、貸金業者にもよりますが全体に占める割合はそこそこになります。
利用者が初期延滞のことをどう考えるかは人それぞれですが、貸金業者の初期延滞に対する認識は、延滞のうちには入らない延滞となります。
よって、個人情報センターへの事故登録や社内のブラックリスト入りはなく、現在の延滞さえ解消すれば他の金融機関の貸付審査に影響することもありません。
貸金業者にとって初期延滞は1番美味しい展開と言えます。延滞すれば延滞料を顧客から徴収することができるからです。
そのため、初期延滞では督促を一切しないという貸金業者も存在しています。
ただ、一般的な初期延滞における督促は、携帯電話への連絡か自宅電話への連絡、請求書発送になります。
また、初期延滞中には貸金業者を含めた金融機関の利用に支障をきたす可能性があります。
貸金業者の中には初期延滞中でも新規の融資をするところがありますが、概ね新規申込をしても断られると考えても良いでしょう。
枠内での融資については、他社の延滞情報などを調べないところが多いので、延滞中でも問題なく利用できることが多いと言えます。
それから、初期延滞から厳しい督促をする貸金業者もあれば、事務的な督促に始終する貸金業者もあり、対応の仕方は貸金業者によると言えるでしょう。