延滞中の返済期日を設定する
延滞をすると貸金業者から「至急入金してください」などと督促を受けることになります。
ただ、「至急入金してください」と言われて、「わかりました」と答えると、「いつ入金してくれますか?」と聞かれることが多いと思います。
貸金業者としては、いつ入金の確認がとれるのかをはっきりさせたいということです。
自分が友達に漫画やCDを貸したとします。
1週間で返すという約束だったのですが、1週間経っても返してくれなかった場合、友達に「すぐに返す」と言われても、「いつ返してくれるか」と、返す日にちを区切りたくなりますよね。
貸金業者もその気持ちと同じで、新たな返済期日を決めたいのです。
貸金業者からお金を借りれば、いつまでにいくらという返済期日が決められます。
延滞はその返済期日を過ぎてしまうことで、新たな返済期日を設定することで延滞者に時間的な猶予と、期限を守らなければならないという意識を植え付けることになります。
人間いつまでという期限がなければ、なかなかそれを実行しないものです。宿題も期限があるからできるというものですよね。
延滞後に新たな支払期日が設定されるときには、貸金業者ではなく、自分で日にちを決定するのが良いでしょう。
延滞中の支払期日には、入金が確実な日にちを設定するのは言うまでもないですよね。