消費者金融の利用者の5人に1人が延滞
クレジットカードのキャッシングを含めた消費者金融の利用者の約5人に1人が、3ヶ月以上の支払いが滞っている長期延滞者と言われています。
実際に全情連が2006年に調べた結果によると、長期延滞者が約267万人おり、消費者金融の利用者が約1400万人いました。
長期延滞者がその後に支払いをすることは少ないので、次から次に新しい長期延滞者が信用情報機関に登録されていくことになります。
時代が進めば進むほど長期延滞者の数は増えていくということです。そのため、今は4人に1人や3人に1人という割合にもなっているかもしれません。
ただ、長期で延滞している債権については償却債権として処理されますので、貸金業者が実際に管理しているもので言えば、それほどその割合が多いわけではありません。
貸金業者は支払いをする見込みがない長期延滞者はさっさと切り捨てて、次から次へと新しい人にお金を貸していくことになります。
また、2006年の調査で5社以上から借入をしている人は230万人もいました。
クレジットカードのキャッシングを含めた消費者金融を利用している6人に1人が5件以上の借入をしている多重債務者ということです。
しかも、その人たちの平均残高は200万円超ということです。高利の借金が200万円ということは、かなり返済が厳しいですよね。