初期延滞でも複数だと年中延滞生活になることも

元消費者金融マンが語る【借金返済のいろは】TOP > 延滞について > 初期延滞でも複数だと年中延滞生活になることも

初期延滞でも複数だと年中延滞生活になることも

延滞日数が1日から7日程度の初期延滞は、貸金業者にとっては本腰を入れて債権の回収をするほどのものではありません。

そのため、初期延滞時の督促は厳しいものではなく、延滞によるプレッシャーはそれほど強くはないと言えます

初期延滞を繰返しても、それほど貸金業者から追い込まれることはなく、平穏な生活が脅かされることは少ないということです。

ただ、初期延滞でもそれが複数の貸金業者になると、心が休まるときがなくなる可能性がでてきます

例えば、借入件数が5社あり、支払期日がそれぞれ毎月5日、10日、15日、25日、末日だったとします。

5社とも1週間ずつ延滞すると、1ヶ月まるまる延滞中となってしまいます。常に1社は延滞している状態で、1ヶ月間常に督促を受けていることになってしまうということです

いくら初期延滞の督促がそれほど厳しくはないとは言え、常に支払いに追われている状態を平穏な生活とは言えないですよね。

初期延滞は督促が厳しくないと言っても、それが複数になれば精神的に辛くなることもあります。

貸金業者が厳しくしてこないからといってそれに甘え、初期延滞を繰返すのは得策とは言えません。

 

 

関連記事

  1. 消費者金融の利用者の5人に1人が延滞
  2. 借り換えは延滞する前にする
  3. 返済金の猶予措置
  4. リストラでピンチのときの延滞回避法
  5. 社員が延滞したと請求されたら
  6. 生活保護の受給は延滞の理由にはならない
  7. 延滞を理由に違法な担保を渡さない
  8. 白紙委任状と印鑑証明書の要求には応じない
  9. 悪質な取立の損害賠償が認められる例
  10. 返済計画を立てなければ延滞する