１度延滞すると、もう住宅ローンが使えない？
１度の延滞で住宅ローンが利用できなくなるかは、その延滞のケースによります。
１日延滞しただけで、支払期日の翌日には入金したという場合には、住宅ローンの利用に支障をきたすことはありません。
しかし一方、支払期日から３ヶ月が過ぎてもまだ入金を一切していないという長期延滞になると、もうしばらくは住宅ローンを利用することはできません。
住宅ローンが利用できるかどうかは、信用情報に事故情報が登録されているかどうかになります。
信用事故には、自己破産や個人再生、特定調停、延滞などがありますが、貸金業者が信用事故を登録した時点で、ほとんどの金融機関での貸付がアウトになります。
特に、審査の厳しい銀行の場合、信用事故で延滞が認められればまず相手にされないでしょう。
延滞が信用情報機関に登録されるには、長期間の延滞が条件になっています。
そのため、毎回延滞をしているが、どれも１ヶ月以内の延滞という場合には信用事故とはなりません。
もちろん、住宅ローンを申込むときに延滞していれば話になりませんが、入金してその延滞を解消してから申込めば、住宅ローンを利用することはできるということです。
貸金業者の利用者で注意しなければならないのは２ヶ月、３ヶ月を超えるような長期延滞であって、１ヶ月以内の延滞は信用の面では気にする必要はないということです。
