1日延滞することは連絡したほうが良いのか?
どうしても支払いが期日の翌日になってしまうことがわかったとき、貸金業者にそのことを連絡したほうが良いでしょうか?
多分、多くの人は連絡したほうが良いと思っているのではないでしょうか。
延滞は1日でも延滞に違いありません。1日と言えでも契約を破ることになりますので、延滞することがわかっていれば事前に連絡するのは当然と思うのは常識ですよね。
金利の低い貸金業者の場合には、連絡したほうが良いと言えます。でも、消費者金融のように高金利で営業しているところなら、別に連絡をする必要はないと言えます。
貸金業者が恐れることは、貸倒れです。延滞すること自体を恐れているわけではありません。
延滞が貸倒れに繋がるから督促をしているだけで、督促しなくても皆が貸倒れることなく支払いをしてくるなら、督促などしません。
では、1日の延滞が貸倒れに繋がるかと言えば、必ずしも繋がるとは言えないばかりか、繋がらないほうが多いとも言えます。
1日延滞で貸金業者が貸倒れを連想することはなく、入金を忘れていたのかなとしか思わないのです。
貸金業者にとっては1日延滞など何でもないことで、支払期日の翌日に入金があれば特に何も問題にすることはありません。
貸金業者に連絡して1日だけ延滞すると伝えれば、「わかりました。次回からは気をつけてください」などと言われて終わりです。
1日延滞することを拒否する貸金業者はほとんどいません。このことは、連絡なしで1日延滞で入金しても同じなのです。
1日延滞は貸金業者にとって十分許容された範囲であり、そのことを事前に連絡して承諾してもらう必要はないのです。
逆に、貸金業者は1日延滞を連絡されると、煩わしいとも言えるぐらいです。
貸金業者は暇ではありませんので、1日程度の延滞なら連絡しないで入金してもらったほうが業務上都合が良いのです。
もちろん、ここでは1日延滞をしても良いと言っているのではありません。やむ得ず1日だけ延滞するときには、わざわざ連絡しなくても良いということです。