とりあえず事前連絡で
延滞する前に、とりあえず貸金業者に事前連絡をすることをお勧めします。
重要なのは、延滞してから貸金業者に「支払えません」や「支払いを待ってください」と相談するのではなく、延滞する前に相談することです。
貸金業者からすれば、延滞後の相談は延滞しておいて何を都合の良いことばかり言っているのかとなってしまいます。
延滞は形式上は重大な契約違反であり、延滞をするなら事前に連絡をするというのは常識と考えるのが貸金業者です。
ただ、実際に事前に貸金業者に相談する人は少ないです。そのため、事前に連絡することで、貸金業者に延滞するにしても好印象を持たれるのです。
債務者心理としては、延滞という事実から逃げたいたいという思いがあるのでしょう。
連絡を入れないことで、もしかしたら貸金業者が延滞を見落とすかもしれないと期待を抱く人もいるかもしれません。もちろん、貸金業者が延滞を見落とすことはほとんどありません。
事前連絡では、延滞になるということで貸金業者が良い顔をすることはありませんが、それでも一方的に「駄目だ。延滞するな」とは言わないはずです。
何だかんだと言っても、貸金業者は待つしかありませんので、事前に相談されれば待つと言わざるを得ないからです。