初期延滞が続く人について
延滞日数が1日から7日までの初期延滞が続く人がいます。督促担当者はその人の名前と声を覚えて、「またこの人か」と督促の業務中に呟くことになります。
督促の電話や請求書を送ればすぐに入金が確認できますので、貸金業者にしてみれば延滞料を支払ってくれる良い顧客となりますが、督促担当者からすれば大変迷惑な顧客と言えます。
延滞をすれば督促をしなくてはならず、督促するほうにしてみれば毎回延滞になる人は仕事量を増やす人と言えます。
「すぐに入金できるなら、最初から支払期日までに入金してくれ」といった感じになるのです。
毎回督促をして次は遅れないようにと言っているのに、全然期日を守らない厄介な相手というわけです。
毎回延滞する人には支払期日があってないようなもので、「支払期日が何のためにあるのか知ってますか?」と、督促担当者が腹を立てることも多いのです。
しかも、初期延滞が毎回続いても、枠内融資や増額融資は可能としている貸金業者が多く、いつまでたっても完済しないことが多いのです。
督促をすれば入金があるのだから悪い顧客ではないということですが、督促担当者には迷惑な話ですよね。
それにしても、なぜ毎回延滞するのかは不思議です。延滞すれば延滞料を支払わなくてはいけませんし、督促担当者から厳しく注意されることもあるでしょう。
延滞をすれば損することばかりですが、それでも毎回延滞するのですからすごいですよね。毎回初期延滞する人はお金がないわけではないので、後は本人の姿勢の問題だと言えるでしょう。