延滞すると、なぜ督促担当者は腹を立てるのか?
延滞をすると、督促担当者に叱られると言う人は多いです。
しかし、督促担当者は延滞に対して腹を立てることはありません。
貸金業者を利用する人の経済的環境が火の車なのは、督促担当者にはよくわかっています。
督促担当者は個人信用情報機関に照会することで、その人の借入情報を見ることができます。
延滞しても仕方がないほど借金が膨らんでいることは、督促担当者には良くわかっているのです。
督促担当者が腹を立てるのは、延滞者が嘘をついたとき、延滞者から誠意が感じられなかったときでしょう。
明日までに必ず入金との約束を平気で破られれば、督促担当者も人間ですので腹を立てるのは当然です。
延滞するのは仕方がないとしても、そのことをまったく悪いとは思わず、当たり前のように延滞しているような人には、誠意がないと腹を立てるのもわかりますよね。
督促担当者の仕事は、延滞する人が多ければ多いほど忙しくなります。延滞者らのせいで忙しいと感じてしまうこともあり、それなのに横柄な態度をとられると腹を立てるのです。
延滞者が誠実にしていれば、それほど督促担当者が怒ることはないはずです。誠実に話をすることで、同情を引くこともできるでしょう。
督促担当者を怒らせても良いことは何一つありません。延滞すると督促担当者が腹を立てるのではなく、延滞者の態度に腹を立てることを覚えておきましょう。