犯罪者を仕立ててる業界か?
昨今、重大な事件を起こす犯罪者には、必ずと言って良いほど消費者金融からの借入があります。
マスコミは重大な事件を起こした犯罪者の動機を探るのが大切な仕事の1つですが、いかにも消費者金融業者からの借金が、その原因であるかのように報道するのは止めてもらいたいと思います。
今のマスコミのそうした姿勢を見ていると、消費者金融業者が犯罪者を仕立てているみたいに思えます。しかし、現実はまったくの逆だと思います。
犯罪者は消費者金融での借金が苦になって犯罪に走るのではなく、消費者金融を騙して返す気のないお金を受け取り、それで生活しているというほうが正しいと思います。
そして、もうこれ以上消費者金融を騙してお金が引き出せないとなったときに、別の犯罪を起こして事件になるというパターンだと思います。
つまり、消費者金融業者は思いっきり被害者であり、すでに何十万円、何百万円というお金を騙し取られているにもかかわらず、それを訴えでる方法がないだけなのです。
これ以上被害がでないように気をつけると、犯罪者が他方に走ってやっと事件になるという状態なのです。
報道で犯罪者に消費者金融からの借金があると知ると、多くの人がまた借金絡みかと考えると思います。
でも、消費者金融に事件の責任を押し付けるのは間違いですし、むしろ犯罪者に貸したお金が戻ってこない消費者金融に、同情するべきことだと思います。