貸すときの顔、返済が遅れたときの顔
消費者金融業界には、はっきり言って2つの顔があると思います。
1つは貸すときの顔です。消費者金融に融資の申し込みをすると、女性社員が本当に優しく丁寧に対応してくれます。
ミナミの帝王にあるような怖いお兄さんが出てきてなんてことはなく、若くてキレイな女性が対応してくれまので、それが楽しくて毎月来店入金をするといった男性客もいるほどです。
消費者金融業界はテレビCMでのイメージアップに莫大な費用を費やしていますが、そのテレビCMにでているような女性が対応してくれるのです。銀行の無愛想な行員とは全然違います。
消費者金融でお金を借りるときというのは、不安な気持ちになりやすいと思いますが、実際には拍子抜けする人も多いそうです。これも、消費者金融の貸すときの顔がとても良いからなのです。
ところが、契約して返済が遅れると、消費者金融の態度が変わります。それでも、延滞が2?3日なら問題ありませんが、それが1週間を越えるようだと、消費者金融のもう一つの顔を見ることになると思います。
特に、督促での電話は酷いです。中には督促の電話対応にも十分気をつけている消費者金融業者もいると思いますが、とにかく酷い言葉で督促している業者が多いのです。
また、督促を受けるほうには、延滞してしまったという後ろめたさや罪悪感がありますので、消費者金融の担当者にどんな言い方をされても、渋々聞き流すことが多いようです。
消費者金融の返済が遅れたときの顔と、貸すときの顔の違いには、本当に驚かされます。今ここで頷いている経験者も、多いのではないでしょうか。