借金苦による自殺の責任は?

元消費者金融マンが語る【借金返済のいろは】TOP > 消費者金融業界について > 借金苦による自殺の責任は?

借金苦による自殺の責任は?

借金苦による自殺とは、大きなカテゴリーで言えば生活苦による自殺の中に含まれると思います。生活苦の人がみんな借金苦かどうかわからりませんが、世間の見方としては生活苦と借金苦は同一視されています。

そのため、生活苦で自殺をした人がいると、借金漬けにした消費者金融が悪いという風潮になっています

しかし、生活苦の人では、消費者金融からお金を借りることはできないのです。消費者金融からお金を借りる人は低所得者にはなりますが、それなりに収入があり、返済能力があると認められた人達になります。

生活苦で自殺する人に返済能力があるとは思えませんので、消費者金融業界としては迷惑な話だと思います。

また、借金苦で自殺をする人もたくさんいるというのも事実ですが、現実的に考えて、消費者金融の借金で自殺をする人は多くはありません。と言うよりも、ほとんどいないと思います。

世間で消費者金融が悪者にされているためか、借り手は消費者金融を軽視するところがあります。悪いのは消費者金融なんだから、返せないならそれで仕方がないというように考える人が多いのです。

所詮消費者金融からの借金なんて、別に返済しなくても良いだろうというのです。

では、借金苦で自殺する人は、なぜ自殺するのでしょうか?

それは、ヤミ金融に原因があると思います。ヤミ金融からの厳しい督促から逃げたいという理由や、死ぬことでこれ以上家族へのヤミ金融の嫌がらせを止めることができるという理由などだと思います。

ヤミ金融の責任までも、消費者金融業界が負っているということです

 

 

関連記事

  1. 消費の低迷は消費者金融が貸さなくなったから
  2. 事業の多角化を目指す
  3. 不況で消費者金融業界に打撃
  4. 他国の金利規制はどうか
  5. 犯罪者を仕立ててる業界か?
  6. 単品サービスを提供する業界
  7. 消費者金融年表後期
  8. 消費者金融年表中期
  9. 消費者金融年表前期
  10. 貧困問題を解決するべき業界