意外に厳しい社内規則
消費者金融でちょっと強面の男性が対応するというのは、もう過去の話ですよね。ただ、まだまだ中小の消費者金融業者の中にはそういったところもあることは否定できません。
しかし、大手や準大手、または中小の多くの消費者金融業者では、そんな怖そうな人が対応してくるということはないと思います。
そうしたまともな消費者金融業者では、社員に対してまるで校則のような細かな社内規則を守らせているのが現実です。
男性では人を威嚇するような髪型(パンチパーマや角刈り)だけでなく、坊主頭や茶髪、長髪までもが禁止事項になっている場合がほとんどです。
派手な色のスーツやダブルのスーツ、色つきワイシャツ、アクセサリー類、ブランド物の時計、ピアス、結婚指輪以外の指輪なども禁止しているところも多いようです。
公務員なんかは、茶髪でピアス、アクセサリーをじゃらじゃらとしながら働いている人もいますので、消費者金融業界はとても規律に厳しいと思います。
消費者金融業者によっては、地毛が茶色い女性社員に対して、黒く染めるように指導しているところもあるほどなので、消費者金融を利用したことがない人が抱いている業界のイメージとは大きく違うと思います。
多くの消費者金融がそういった努力によって、少しでも世間に対するイメージを変えようとしているにもかかわらず、一部の悪質な消費者金融業者やヤミ金融の存在によって、なかなかそのイメージを払拭できないのです。
本当に努力が報われない業界だと思います。