広告禁止用語

元消費者金融マンが語る【借金返済のいろは】TOP > 消費者金融業界について > 広告禁止用語

広告禁止用語

規制だらけの消費者金融業界は、広告にも厳しい規制が敷かれています。消費者金融業者が広告禁止用語とされているものについて、ここでは見ていきたいと思います。

通常利息、納得のいく利息、低利で融資中など、貸付の条件である利息について曖昧な表現を使っているものは、すべてが禁止になります。

通常利息というのは、通常ではない利息があるのかとなってしまいますので、曖昧だと判断されるのです。

短期間特別低利融資、今月に限り特別融資、特別記念融資など、顧客を勧誘することを目的とした特定の商品を、誰でも利用できる主力商品であるかのように表現することも禁止されています。

さらに、3分で融資や業界ナンバー1の成約率、どこよりも簡単融資、どんな状況でも融資します、など、事実とは判断できないような内容で勧誘することも禁止されています。

また、他の貸金業者では利用できないような返済能力の低い人に向けた勧誘表現も、貸金業者の広告では禁止されています。

返済でお悩みの方、借金で困っている方、多額借入の方、他店利用者歓迎などといった表現が禁止されているということです。

それから、その広告を見た人に、無審査での融資をしているかのような誤解を与えるような表現も禁止されています。これは、必ず貸します、100%ご満足、お断りすることはありません、などといった表現です。

要は、事実に反するようなただの客寄せになる表現は禁止されているということです。

でも、他の業界、例えば賃貸住宅業界では、実際には空いていない好条件の物件での客寄せが普通にされていますよね。まあ、それも本当は禁止されているのですが、どこも守っていないだけなのですが。

 

 

関連記事

  1. 消費の低迷は消費者金融が貸さなくなったから
  2. 事業の多角化を目指す
  3. 不況で消費者金融業界に打撃
  4. 他国の金利規制はどうか
  5. 犯罪者を仕立ててる業界か?
  6. 単品サービスを提供する業界
  7. 消費者金融年表後期
  8. 消費者金融年表中期
  9. 消費者金融年表前期
  10. 貧困問題を解決するべき業界