職を失う社員
すでに消費者金融業界の再編が進んでいますが、それによって消費者金融業者で働いてきた多くの社員が職を失うことになると思います。
中小零細の消費者金融業者で廃業が加速し、中堅と呼ばれるような社員数百人の消費者金融業者も倒産しています。
大手の消費者金融業者では銀行の傘下に入ることで生き残りを模索していますが、会社は生き残ってもそこで働いていた人は、今後リストラの対象となることが予想されます。
消費者金融市場が大きく縮むのですから、それだけそこで働いてきた社員が首を切られるということです。
すでに、私が勤務していた消費者金融業者は廃業しています。
続けても過払い金の支払いで損をするだけですし、貸出金利の引き下げや貸付けの総量規制が本格的に始まれば、とても利益を出すことができないと判断したからです。
さらに、私の知り合いが勤めていた大手の消費者金融業者が銀行の傘下にはなりましたが、大幅なリストラを慣行して、その知り合いも職を失うことになりました。
不景気では多くの会社が倒産していきますが、その度にそこで働く人が路頭に迷うことになります。消費者金融の市場縮小は、多くの人を路頭に迷わすことになるのです。