賃貸借契約の保証人
保証人にはいろいろな種類がありますが、代表的なのは金銭消費貸借契約の保証人と賃貸借契約の保証人になります。
金銭消費貸借契約とは借金のことです。保証人と言えば借金ですよね。
もう一つの賃貸借契約とは、賃貸住宅を借りるときに必要な保証人のことです。こちらもよく知られていますよね。
賃貸借契約の保証人は、その賃貸住宅の契約期間中はずっと責任を負うことになります。
家賃や管理費、更新費など契約の中で取り決められた支払いを賃借人が守らなかった場合には、保証人がそれらの支払いを代わりにしなければいけません。
さらに、賃貸借契約の保証人は連帯保証人が一般的なので、それらの支払いを連帯して支払う義務を負うことになります。
また、家賃の滞納など以外でも、煙草の不始末による火災や建物の破損などの損害を与えた場合にも、保証人はその弁済を連帯して負うことになります。
賃貸住宅に入居するときには保証人を求められることが普通ですが、それに慣れて気軽に連帯保証人を引き受ける人が多いですが、リスクがあるものだと覚えておいたほうが良いでしょう。
ただ、賃借人が信用のある人や身内の場合には、それほど神経質に考えることもないでしょう。