楽なのは弁護士に依頼する
自己破産は裁判所に行って自分で申し立てることも可能ですが、専門家である弁護士に依頼して、代理人として代わりに申し立てをしてもらうこともできます。
普通に生活していれば、裁判所に行くことはほとんどないと思います。一般の人は裁判所と聞くだけで、とても不安な気持ちになるのではないでしょうか。
裁判所も役所と同じと考えれば楽ですが、住民票を取り寄せるのと、破産を申し立てるのとではやはり手続きの難しさが違いますよね。
自己破産をする場合には、いろいろな書類を用意する必要があり、何度も裁判所に行かなくてはいけません。何の知識もない人が何度も裁判所に行くのは、とても不安だと思います。
また、破産の手続きは難しいと言っても、所詮は手続きになりますので、裁判所の職員の指示に従って行えばできないことはないと思います。
しかし、破産は破産者の状況を個別に判断されて、いろいろなことが決まります。その場その場で自分に有利な主張ができなかった場合や、有利な資料を作成できなかった場合には、不利な条件で破産手続きが進行してしまうこともあります。
その点、専門家である弁護士に依頼すれば、その辺の事情は全て把握して最善の方法をとってくれますので、とても安心できます。
弁護士に依頼すれば、破産することについて何も考える必要がないと言っても良いと思います。自分で自己破産するの場合と比較すると、楽なのは断然弁護士に依頼したときだと思います。
弁護士に依頼するのに問題なのは、費用だけだと思います。一般的には20万円から30万円が必要です。それが高いと見るのか安いと見るのかは、個人によって違うと思いますが、楽で確実なのは、やはり弁護士に依頼することです。