契約書類がなくても大丈夫？
これだけ過払い金という言葉が世間で取沙汰されているにもかかわらず、過払い金返還請求をする人はまだまだ全体の一部に過ぎません。
これは、過払い金についての知識が足りず、自分とは関係がないと思っている人が多いからではないでしょうか。
例えば、過払い金はもらいたいが、昔の契約書類を紛失してしまい、証拠を提出できないからと、諦めている人も多いのではないでしょうか。
過払い金の請求には、契約書類は一切必要がありません。こう言うと、少々誤解があるかもしれませんので付け加えると、契約書類はあったほうが良いが、仮に全て紛失して１つもなかったとしても、過払い金はもらえます。
過払い金をもらうためには、その貸金業者から１番初めに借金をしたときの契約書類がとても重要になってきます。
初回の契約書類があれば、後はあまり必要がないとも言えるほど、初めの契約書類は大事なのです。ただ、初回の契約書類がない場合でも、それが過払い金をもらうための妨げになるとは言えません。
確かに、以前でしたら初回の契約書類を紛失している場合には、過払い金をもらえないということが多々ありました。
しかし、現在では、初回の契約書がなくても過払い金がもらえる方法がいくつか考案されていますので、何も問題ありません。
ただ、弁護士や司法書士に頼まずに、自分で過払い金を請求しようという場合には、貸金業者につけこまれる可能性があります。
初回契約書類がない場合には、プロに過払い金の回収をお願いするのが良いと思います。
