沖縄の過払い金返還一斉訴訟
各地で過払い金返還一斉訴訟が行われています。個人個人で弁護士に頼んで過払い金返還請求をする時代はもう過去のことかもしれません。
全国各地で行われている過払い金返還一斉訴訟ですが、本州から遠く離れた沖縄県も例外ではありません。
沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会によれば、2002年の第一時過払い金返還一斉提訴から、2008年11月までの計8回の提訴で、実に34億5000万円を請求したとのことです。
この6年間で総勢3396人、4660件の過払い金返金提訴が沖縄で行われたということです。
これは、1年間で566人が過払い金返還訴訟を起こしたという計算になり、沖縄では毎日誰かが過払い金返還訴訟を起こしているということです。
しかも、この数字はあくまでも沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会が一斉訴訟で申立てたものに限りますので、それ以外のところで申立てられた分は入っていないのです。
どれだけ過払い金返還請求訴訟が行われているかがわかりますよね。
さらに、沖縄は1番消費者金融の進出が遅れている地域の1つです。つまり、沖縄は他の地域よりも過払い金返還請求訴訟が少ないのです。
それだけ全国で過払い金の返還請求訴訟が行われているということがわかりますよね。
また、沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会で起こされた過払い金返還一斉訴訟では、請求額の8割から9割での和解が平均だそうです。