【消費者金融の客】頻繁に増額融資を希望する人の印象は悪くなる
消費者金融にはいろいろな人がお金を借りにきます。人間観察の好きな人なら、こんなに楽しい職場はないかもしれません。
特に、私が勤務していた消費者金融業者は立地的に来店客が多く、受付窓口がいっぱいになるなんてことも多々ありました。
来店客の中には、毎回増額を希望する人もいました。毎月の返済を来店で行い、その度に増額融資を希望するのです。
毎月増額を希望していると、消費者金融の印象は良くありません。それだけ切羽詰まった状態であり、消費者金融に不安を抱かせるからです。
もちろん、消費者金融の中には、それだけ借りたいなら貸しましょうというところもあるかもしれません。でも、審査はシビアに行うのが普通なので、そういったところも少ないでしょう。
消費者金融では、増額できる顧客がいればそれを案内しています。限度額を広げられそうな顧客がいれば、増額融資の勧誘をしているのです。
よって、顧客は自分から消費者金融に増額希望をする必要はありません。増額できるようになれば、向こうからアプローチしてくるからです。
そのため、自分から増額を希望するのは、消費者金融に不安を抱かせるだけだと言っても良いでしょう。以前に増額融資の案内を受けたが断ったという場合なら別ですが、増額融資を希望するなら返済に集中して実績をつけるしかありません。
消費者金融で融資を断られるのは、とても嫌な気分ですよね。恥を忍んで頼んだのに、というところがあります。こらからは、増額融資を希望しないことをお勧めします。