金利のみの支払いは借金の返済とはいえない
消費者金融への返済の内訳は、元金と金利になります。10万円を借りても1万円を10回返済すれば終わりではないですよね。
消費者金融は金利を受け取ることで利益をあげる商売になります。10万円貸して10万円だけ返ってきても利益はありません。金利をもらってはじめて利益が出るのです。
消費者金融の利用者の中には金利をあまり気にしない人がいます。毎月いくら以上返済すれば良いということで、返済金の内訳には目を向けないのです。
でも、消費者金融から返済の度に発行される領収書には、必ず返済金の内訳が明記されています。これまではよく見なかった人も、自分が支払う金利がわかりますので、これからは見るようにしましょう。
また、約定の返済金が用意できないとして、毎回金利のみ支払うような人がいます。それから、毎月の返済は金利以上返済すれば良いとする自由返済方式で契約した人で、毎回金利のみ支払う人がいます。
毎月金利だけ支払っても、元本は減りません。つまり、金利のみの支払いは借金の返済ではないということです。
借金は返済しなければいつまでたってもなくなりません。それに、金利は元本に対してかかるものなので、返済していけば支払う金利は減っていきます。
元本を減らさなければ、いつまでたっても高い金利を支払わないといけないので、とても損です。
そうは言っても毎月金利だけしか支払えないという人もいるでしょう。その場合には、消費者金融に金利そのものをカットしてもらったほうが良いですね。