借金を返済した際の領収証は必ず保管しておく
消費者金融にはいろいろな人がお金を借りにきます。人間観察の好きな人なら、こんなに楽しい職場はないかもしれません。
特に、私が勤務していた消費者金融業者は立地的に来店客が多く、受付窓口がいっぱいになるなんてことも多々ありました。
来店客の中には、領収証を受け取らない人もいました。「領収書はいらないから、捨ててください」と、そんなことをいう人はかなりいます。
領収証には今回の返済金額、元金充当された金額、利息として支払った金額、次回返済期日、残債務など、借金の細かな情報がぎっしり詰まっています。
買ったものとその値段が印字されているだけのコンビニのレシートとは違います。健全な借金ライフを送りたいなら、領収証はしっかりと受け取って大切に保管しておくことが望ましいでしょう。
領収証を受け取らない理由には、1つに面倒くさいというのがあります。受け取るのも面倒だし、保管するのも面倒だというのです。消費者金融のことは信用しているから、不正されることもないだろうというのです。
消費者金融にもいろいろあります。中には勝手に顧客の残債務を増やすところもあるかもしれません。それに、何らかの手違いで、債務額が増えてしまうことだってあるはずです。
消費者金融を完全に信用しきるのはお勧めできませんね。面倒だからと言うなら、借金をしないでください。
また、領収証をもらうと、それが家族に見つかって借金が発覚してしまうからという人もいます。
これは気をつければ済む話ですよね。隠し場所がまったくないという人はいないはずです。家の中が無理でも会社のロッカーや車の中にでも保管しておけば良い話です。