消費者金融は急激に借入件数を増やしている人を警戒する
消費者金融にはいろいろな人がお金を借りにきます。人間観察の好きな人なら、こんなに楽しい職場はないかもしれません。
特に、私が勤務していた消費者金融業者は立地的に来店客が多く、受付窓口がいっぱいになるなんてことも多々ありました。
来店客の中には、近所の消費者金融を回る人もいました。駅前ビルなどでは、消費者金融が数社入っているケースがあります。
1つの消費者金融で駄目なら、目に付いた消費者金融に次々に申し込んでいくということです。
消費者金融の店舗が集中しているところなら、5社から10社ぐらい固まっていますので、1日消費者金融回りをする人もいるようです。
お客さんの中には受け付けで、正直にどこで今借入してきたところと言う人もいます。でも、それは消費者金融にとってはマイナス材料なので、黙っておいた方が良いでしょう。
近所の消費者金融を回っているということは、複数の消費者金融から借入できたか、それとも断られているかになります。
消費者金融は急激に借入件数を増やしている人を警戒しますし、他社で断れている人に対しても警戒します。
急激に借入件数を増やしている人は借りるだけ借りて自己破産なんていう可能性がありますし、他社で断られたということは、何かしらの貸せない理由があるのではとなるからです。
審査基準は消費者金融によって違いますので、ここが駄目ならあそこにというのも悪くはないのですが、1日の申込数が5件もあれば、もうどこも貸してはくれないと思ってください。