自分には非がない場合もある
全く自分には非がないにもかかわらず、貸金業者の審査でお断りされることもときにはあります。
仕事はサラリーマンで安定した収入があり、借入れ件数も2件で今までに返済を遅れたことはない。年収が500万円あって借入れ総額が20万円しかない。クレジットカードも持っていないし、住宅ローンもない。
歳だって35歳の働き盛り、独身で身分証明書もしっかりと揃えられる。そんな感じの人は消費者金融業者に申し込めば、融資を断られることはないはずです。
でも、断られてしまった。貸金業者が融資を断る理由というのはたくさんありますが、そのどれにも該当していない人でも、融資を断られることがあります。
それは、個人信用情報機関でのその人の信用情報に、誤りがあるときです。そんな酷い、と思うかもしれませんが、個人信用情報機関に情報の登録をしていくのは人間です。
人間ならミスはつきものなので、絶対に個人信用情報機関の情報が正確かというと言い切れないのですよ。
しかし、貸金業者では、個人信用情報機関の情報がすべてになります。その情報が正しいか間違っているかは、その情報の本人にしかわかりませんので、仕方がないですよね。
実際、消費者金融業者で勤務していた頃は、個人信用情報センターの情報が間違っているということが結構ありました。
たまに本人の言葉を信じて、個人信用情報機関に情報が正しいかを問い合わせすることもありますが、毎回そうするわけではありません。
個人的な感想では、個人信用情報機関の情報の間違いで融資を断ったケースは決して少なくはないと思います。
自分で融資を断られる理由が思いつかないというときには、個人信用情報機関で1度調べてもらうのが良いと思います。個人信用情報機関の連絡先等については、融資を断られた貸金業者に聞けば教えてくれます。