同じ貸金業者に複数申込しても

同じ貸金業者に複数申込しても

たまに、以前融資を断られた貸金業者に、何回も融資の申込をする諦めの悪い人がいますが、１度断られた貸金業者に何度申込をしても、結果が変わることは少ないと思います。

毎月断られ続けている貸金業者に融資の申込をする人は、他の貸金業者にあたったほうが良いと思います。

貸金業者の審査は申込の都度、申込者の状況を見て判断することになっていますが、最低でも半年は経過しないと、先に出した審査結果を覆すことはないと思います。

これは、申込者が審査を通すためだけに借入情報などを操作することが考えられるからです。

貸金業者からお金を借りようとする人は、かなり切羽詰った状態にある人だと思います。

そうした人は、後先考えずに何とかしてお金を借りようと行動する人が多いのです。例えば、知り合いにお金を借りて、そのお金で貸金業者を完済し、一時的に借入件数を減らすという行動にでるのです。

貸金業者からすれば借金が少なくなったように見えますが、実際には借金の付け替えに過ぎず、またすぐにもとの状態に戻ってしまいます。

貸金業者では、そうした審査のためだけの一時的な状態に騙されないように、２度、３度と連続で申込をしてくる人に対して、相当厳しい目を向けています。

このことは、新規の申込に限った話ではなく、既存顧客からの増額融資の申込についても同じです。

特に、繰り返し借入と返済ができるリボルビング払いを採用していない貸金業者では、既存顧客であってもお金を借りるには毎回融資の申込をしなくてはいけません。

そうした貸金業者からお金を借りている人は、返済のたびにその貸金業者に融資の申込をする人がたくさんいます。

でも、融資を受けたいのなら、毎月のように融資の申込をするのではなく、しばらく返済に集中したほうが良いと思います。

貸金業者は申込ばかりされると、この人は今かなり厳しい状態にあるに違いないと疑います。そうなると、融資が遠くなるのは目に見えています。