仮審査と本審査

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仮審査と本審査

貸金業者に融資を申込む際、よく「仮審査」や「本審査」といった言葉を耳にするはずです。この2つの審査は同じ審査ですが、何を見て審査するかが違っています。

仮審査は、貸金業者のホームページ上で行われることが多い簡易審査で、必要事項を選択して申込クリックを押すと、ものの数秒で結果がわかるというものが多いですよね

50万円まで融資可能や、10万円まで融資可能、またはご融資できませんといった感じで結果がでてきます。

そして結果と同時に、本当にお金を借りたいなら正式に申込んでくださいと表示され、その場合には本審査になり、仮審査とは違った結果になるかもしれませんなどと表示されます。

仮審査の審査基準も本審査と同じように、事故のありなしや他社借入が何件あるか、借金の総額がいくらになるのかといったことが中心になります。

でも、仮審査の場合には、借入れ情報については本人の申告のみで判断しています。申告に嘘や漏れがあっても関係ないということですね。

一方、本審査になると、審査する内容のほとんどは申込者の申告に頼らず、信用情報機関が保有している信用情報によって審査を行なっています

また、本審査では信用情報機関に申込の事実が登録されることになりますので、慎重になったほうが良いでしょう。

仮審査では信用情報機関に報告されることはありませんので、手軽に行うことができますが、それはあくまでも仮ということで、実際にはあまり役に立たないとも言えます。

 

 

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