貸せない人には貸せない
よく、1度断れた貸金業者に何度も融資の申込をする人がいますが、1度断られた貸金業者は基本的にはいつになっても貸してくれないと思っておいたほうが良いと思います。
もちろん、借入件数や借入総額が大幅に減少したりと、大幅に信用情報が改善されれば話は別ですが、1度多重債務者になったなら、そんなことは滅多にないと思います。
また、信用情報が大幅に改善されたなら、もう新たな借金をしないようにしたほうが良いとも言えると思います。
貸金業者の貸付審査における審査基準は、各貸金業者によって違います。借入件数が3件でも貸さないところもあれば、借入れ件数が10件でも貸すところもあると思います。
ただ、大幅な法改正で劇的に変わりつつある貸金業界において、今までの審査基準よりも緩くする貸金業者はいないと思います。
どの貸金業者も貸付基準を厳しくしていっていますので、過去に融資を受けられた人が受けられなくなることはあっても、過去に融資を断られた人が融資を受けられるようになることはまずないと思います。
そのため、貸金業者からすれば、貸せない人はいつまでたっても貸せないということになるのです。
貸金業者からお金を借りられないことで大きな不利益を被る人もいると思いますが、根拠のない期待を持たず、別の道を探すほうが懸命だと思います。
ただ、貸金業者から融資を受けられなくなったからと言っても、自殺やヤミ金融に走るようなことは絶対にしないようにしてください。