刻々と変わる審査基準
貸金業者の審査基準は、刻々と変わっていっています。貸金業界という大きな枠組みで考えた場合でも、10年前と今では審査基準が全然違っていると思います。
それこそ、貸金業者の審査基準は毎日のように変わると言っても良いと思います。
貸金業者には営業目標がありますので、その目標の達成度によって審査基準を緩くしたり厳しくしたりするでしょうし、貸し倒れが多いとなれば審査基準を見直して審査を緩めるでしょうし、その逆もあります。
特に、すでに貸出金利の上限が法律で引き下げられることが決まっている現在では、当分は審査基準については手探りの状態が続くと思います。
どういった審査基準で貸していけば1番良いのかというのは、とても難しいことですし、その状況によって常に変わってくるのです。
貸付審査を受ける側からすれば、そうした審査基準が変わることは計画が狂いますので嫌だと思います。
個人的には、これまで高い金利で取引してきた人は、金利が低くなれば今までよりも破綻する可能性が低くなるのですから、既存顧客については審査の締め付けをする必要はないと思います。
でも、ほとんどの貸金業者では、既存顧客に対しても貸付審査が厳しくなってきているようです。また、新規については、当然のように審査基準が厳しくなってきています。