既婚か独身かは申告が頼り
貸金業者からお金を借りるときには、貸してくださいとだけ言えば貸してくれるものではないですよね。お金を借りるためには、こちらの個人情報を包み隠さず言う必要があると思います。
氏名や生年月日、住所、収入、勤務先といった重要と思われる項目については、貸金業者は申込者の申告だけを頼りにしないで、それを証明するような書類の提出を必ず求めてくると思います。
ただ、その他の一見どうにでも良さそうなものについては、特に確認を求められることはないと思います。
例えば、既婚か独身かということです。これは、貸金業者からお金を借りようとすれば必ず聞かれる項目だと思います。
でも、既婚か独身かということは、別に書類か何かで確認するわけではないですよね。
これは、既婚なら世帯全員分の住民票や家族の健康保険証を提示することで証明は簡単だと思いますが、独身ということを証明するのは面倒だと思います。
独身を証明するには戸籍を申請するしかないですよね。
銀行でお金を借りるなら戸籍もわかりますが、手軽さが売りの消費者金融業者からお金を借りるのに、戸籍を準備しなければならないというのは頂けませんよね。
また、貸金業者は基本的に申込者以外の人の個人情報を取得してはいけないことになっていますので、本来なら申込者の配偶者や両親についての個人情報を取得してはいけません。
そのこともあり、申込者が独身なのか既婚なのかということは、その申告だけが頼りになるということです。
そんな既婚か独身かは、意外と貸付審査に影響することがありますので、それもどうかと思ってしまいます。