未婚者と既婚者ではどっちが有利?
未婚者と既婚者ではどちらが審査に通りやすいのかという疑問を持つ人が、結構多いようです。
しかし、審査基準というのは貸金業界で統一されているわけではなく、各貸金業者によって違いますので、一概に言うことはできないと思います。
考え方は様々で、未婚者のほうがお金を貸す相手としては適していると考える貸金業者もあれば、既婚者のほうがより安全に貸付することができると考える貸金業者もあるでしょう。
ただ、一般的には、大手や準大手の貸金業者では未婚者のほうが貸付審査が緩くなり、中小の貸金業者では既婚者のほうが貸付審査が緩くなる傾向にはあると思います。
大手や準大手の貸金業者の考え方では、既婚者よりも独り者の未婚者のほうが自由に使えるお金が多く、収入が同じ既婚者よりもはるかに返済能力が高いというものです。
一方の中小の貸金業者の考え方は、未婚者は守るものが少なく、平気で自己破産などの債務整理をするというものです。既婚者は家族という守るものがあり、家族のためにも頑張って借金を返済するというのです。
どちらの考え方が正しいかはわかりませんが、既婚や未婚で審査が決定的に不利になったり有利になったりすることはないと思いますので、あまり気にすることはないような気がします。
また、実家に両親と住んでいる人の場合には、家賃や住宅ローンという居住費の負担が少なくなりますので、それだけ自由に使えるお金が多くなります。
二世帯で住んでいたり、思いっきり両親にパラサイトしているような人は、それだけ返済能力が高いと見られ、貸付審査では有利だと思います。
二世帯住宅に住んでいて、両親が仕事を続けていて、夫婦共働きで、さらに子供はいないまたは自立しているといった条件の人は、審査が相当緩くなると思います。