申込数が多いとお金を借りれない
貸金業者は融資の申込の際、個人信用情報機関を利用するのが普通です。申込者は、貸金業者が個人信用情報機関を利用することに、受付のときに承諾することになると思います。
ここで注意したいのが、貸金業者に融資を申し込むと、そのことが個人信用情報機関に申込を受けた貸金業者から報告され、その情報がカウントされていくということです。
つまり、どれだけ融資の申込をしているのか、貸金業者は審査するときにわかるということです。
一般的な貸金業者の審査では、申込数が多いときには融資が控えられます。申込数が多い人は、貸金業者からお金を借りることができないということです。
どのくらいで借りられなくなるかというのは、各貸金業者によって違いますし、申込数だけで審査するわけではありませんので、はっきりとは言えませんが、1日に5件も申し込めばどこも貸してはくれないと思います。
また、1日ではなくても、1週間以内の申込数が10件にもなれば、これもお金を借りることはできないと思います。
考え方としては、1日に5件や1週間で10件も申し込まなければいけない人は、それだけお金に困っているということがわかりますし、それだけ多くの貸金業者に断られているということも示しています。
他の貸金業者が断っているなら、融資をできない理由があるはずだというのが、貸金業者の考え方です。
さらに、借入れ件数が極端に多いのは、詐欺を疑われます。返す気もないのに貸金業者からお金を引き出そうという輩は、短期間で多数の貸金業者に申し込むからです。
このように、申込数が多いと貸付審査で不利になりますので、よく考えて申込をしましょう。