借りれない人に借りたい人が多い
消費者金融の貸付審査では、まず始めに社会保険なのか国民健康保険なのかを見ます。
国民健康保険の人は審査でかなり不利になり、多くの場合で借入件数や借入金額に関係なく融資をお断りされます。
でも、社会保険の人よりも国民健康保険の人のほうが一般的に貧困であり、国民健康保険の人のほうが借入をしたいと考えている人は多いでしょう。
消費者金融からお金を借りる理由でもっとも多いのは生活費です。つまり、貧困が原因で消費者金融を利用するということです。
お金を持っている人なら、別に消費者金融で高い金利を支払ってまでお金をわざわざ借りる必要はないですよね。
お金がないまたはお金が足りないから消費者金融でお金を借りるのですが、お金がないまたはお金が足りない人ほど、審査が厳しくなるのです。
消費者金融業者は、貧乏な人に親切心からお金を貸しているわけではありません。利息を支払ってくれて且つ貸したお金もしっかりと返してくれそうな人にお金を貸しているのです。
貸金業者があまり貸したくない人ほど、貸金業者を利用したいと思っているのですから、何だか矛盾していますよね。
現に、消費者金融に10人が申込めば10人がお金を借りれるということはなく、半分以下の人にしか貸しません。
審査で断られる人のほうが多いということは、それだけ借りれない人に借りたい人が多いとなりますよね。