金利優遇キャンペーンは借りやすいか
貸金業者では、よく金利優遇キャンペーンを行っています。通常なら年率29.2%で融資するところを、期間限定で年率21.9%で融資しましすといった感じですよね。
基本的にどこから借りてもサービスに差はあまりありませんので、金利の低いところから借りたいと思うのが普通です。
でも、金利の低いところは貸付審査が厳しくなり、誰でも借りられるわけではありません。
普段は高金利で営業していて、審査基準も緩い貸金業者の金利優遇キャンペーンは、一見チャンスのように思えます。
しかし、金利優遇キャンペーンとは客寄せであって、多くの申込者にとっては優遇されないものなのです。
優遇金利で借りられるのは、その金利水準に見合った人になります。優遇金利については貸付審査が厳しくなるということです。
そして、申込者を審査して、優遇金利ではアウトだが、通常金利なら融資できると判断されると、通常金利で融資が行われるのです。
そのため、多くの人が通常金利での融資になり、金利が優遇されるのはもともとその金利で借りれる条件の人だけなのです。
貸金業者は申込数を増やすために金利優遇キャンペーンするのであって、審査基準を緩めて融資を行うわけではないのです。
もちろん、例外の貸金業者もあるかもしれません。ただ、リスクの高い人に優遇金利を適用させるような営業をしていれば、経営が成り立ちませんので、少ないでしょう。