年率15%で100万円借りたときの金利
利息制限法では、100万円以上の貸付については年率15%を上限金利としています。1社から100万円を借りた場合には、年率15%で計算するのが基本です。
ここでは、年率15%の金利で1月1日に100万円借入れた場合に支払う金利を見ていきます。
返済金額を毎月5万円とすれば、返済回数は24回ということで2年で全額完済することになります。
返済の最終回は端数となり、総支払額は115万7493円になります。よって、金利として支払うお金は15万7493円ということです。
返済金額を毎月3万円とすれば、返済回数は44回ということで3年8ヶ月で完済になります。
返済の最終回は端数となり、総支払額は130万1116円になります。よって、金利として支払うお金は30万1116円ということです。
返済金額を毎月2万円とすれば、返済回数は79回ということで6年7ヶ月で完済になります。
返済の最終回は端数となり、総支払額は157万8229円になります。よって、金利として支払うお金は57万8229円ということです。
借りるのが100万円ですから、金利の支払いが58万円というのは嫌ですよね。
年率29.2%に慣れた債務者は、年率15%と聞くとかなり安い金利だと錯覚してしまいますが、年率15%でも返済期間が長くなると結構な金額になりますよね。