年率15%で200万円借りたときの金利
利息制限法では、100万円以上の貸付については年率15%を上限金利としています。1社から200万円を借りた場合には、年率15%で計算するのが基本です。
ただ、1社から200万円ものお金を借りる場合には、だいたいがおまとめローンになるはずです。
おまとめローンならもう少し低い金利で貸してもらえるかもしれませんが、ここでは年率15%の金利で1月1日に200万円借入れた場合に支払う金利を見ていきます。
返済金額を毎月10万円とすれば、返済回数は24回ということで2年で全額完済することになります。
返済の最終回は端数となり、総支払額は231万4987円になります。よって、金利として支払うお金は31万4987円ということです。
返済金額を毎月5万円とすれば、返済回数は56回ということで4年8ヶ月で完済になります。
返済の最終回は端数となり、総支払額は278万8584円になります。よって、金利として支払うお金は78万8584円ということです。
返済金額を毎月3万円とすれば、返済回数は148回ということで12年4ヶ月で完済になります。
返済の最終回は端数となり、総支払額は441万6730円になります。よって、金利として支払うお金は241万6730円ということです。
これを見る限り、年率15%で200万円借りた場合には、毎月3万円という返済はあり得ません。最低でも5万円にして、5年以内で終わらせるようにしましょう。