借入5件の金利計算
金利計算の基本式は、「借入元本×金利×返済期間」になります。
毎月の金利計算は、各借入ごとに計算する必要があります。借入件数が5件になれば、金利計算も5つしなければいけません。
A社は年率18%で借入残高が45万円。
B社は年率25%で借入残高が47万円。
C社は年率18%で借入残高が20万円。
D社は年率22%で借入残高が18万円。
E社は年率29.2%で借入残高が6万円。
上記のような借入状況なら、金利計算は以下のようになります。
A社の1ヶ月間31日の金利は、45万円×18%×31日÷365日=約6879円。
B社の1ヶ月間31日の金利は、47万円×25%×31日÷365日=約9979円。
C社の1ヶ月間31日の金利は、20万円×18%×31日÷365日=約3057円。
D社の1ヶ月間31日の金利は、18万円×22%×31日÷365日=約3363円。
E社の1ヶ月間31日の金利は、6万円×29.2%×31日÷365日=約1488円。
よって、この1ヶ月で支払う金利は、6879円+9979円+3057円+3363円+1488円=2万4766円ということです。
A社、B社、C社、D社、E社の借入残高総額は136万円です。貸金業者から136万円を借りると、1ヶ月で支払う金利が2万4766円になったということですね。
返済によって元金が減ればそれだけ支払う金利も減りますが、136万円という借金をキープするようになれば、毎月2万5000円ほどが飛んでいくことになるということを表しています。