年率21.9%で支払う金利

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年率21.9%で支払う金利

多くの貸金業者は、お客さんへの金利を年率で表示しています。でも、事務処理上はすべて日歩で計算しています。

返済は年単位ではありませんので、1日単位で金利を計算しているのです。

そのため、多くの貸金業者では日歩8銭や日歩7銭、日歩6銭という単位を用いています。

日歩8銭は年率で言えば29.2%のことで、日歩7銭は25.55%、日歩6銭は21.9%になります

通常は日歩8銭で営業しているという貸金業者でも、キャンペーンや返済実績に応じて日歩6銭で貸付を行うことがあります。

年率29.2%が21.9%になるわけですから、年率で7.3%も金利が安くなるということです。これはかなりお得です。

では、実際に年率21.9%の金利だと、どのぐらいの負担になるのかを見ていきましょう。

年率21.9%で10万円借りた場合には、少しも返済しなければ1年後には2万1900円の金利を支払わなければいけません

借入金額が20万円ならその2倍、30万円なら3倍の金利が発生するということです。

ただ、実際には毎月返済していくことで元金が減っていきますので、支払う金利はこれよりも少なくなります

しかし、貸金業者を利用する人の多くは返しては借りてを繰返していますので、借入金額が10万円なら毎年1万8000円以上の金利を支払っていることになります。

50万円の借り入れなら、その5倍の9万円ということです。1ヶ月で見れば7500円です。

7500円支払うことで、50万円を一括返済しなくても良いということですが、妥当と言えば妥当にも感じます。

どちらにしても、この金利では短期返済が基本で、長くても1年以内には完済しないと、徐々に金利で身動きが取れなくなっていくでしょう。

 

 

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