支払い金利、29.2%で50万円の場合
ここでは、1月1日に年率29.2%で貸金業者から50万円借金した場合、実際にはどのぐらいの金利を支払うのかを返済金額ごとに見ていきます。
返済金額を3万円とすれば、返済回数は22回になります。最終回が端数になりますので、総支払い金額は64万8539円になります。
借金元本の50万円を差引した14万8539円が最終的に支払うことになる金利ということです。
この金額は、毎月の返済日や返済金額によって変わり、あくまでも毎月末日に決まって3万円を支払ったときの金利になります。
返済金額を2万円とすれば、返済回数は39回になります。最終回が端数になりますので、総支払い金額は77万8945円になります。
最終的に支払う金利は27万8945円ということですね。毎月の返済金額が3万円から2万円になれば、支払う金利の総額は13万0406円違ってくるということです。
50万円の1ヶ月31日間の金利は、50万円×29.2%×31日÷365日=12400になりますので、返済金額はそれ以上にしなければいけません。
仮に毎月の返済額を1万3000円とすれば、最初の返済では600円しか元金に充当されません。
一応計算してみましたが、返済回数は114回になりました。120回払いで10年になりますので、実に10年近くも返済を続けることになります。
そして、総支払い金額は148万464円になり、最終的な金利は98万464円となります。
返済期間は10年近くになりますので、毎年金利だけで10万円も支払うことになるということですね。金利とは本当に恐ろしいです。