年率29.2%で200万円なら
改正貸金業法によって消費者金融の貸出金利は引き下げられますが、すぐに年率29.2%での借入がなくなるわけではありません。
また、今の借金を完済するには、どのぐらいの金利を支払うことになるのか知ってもらうため、ここでは年率29.2%の金利を考えます。
1月1日に200万円借入れたとします。
返済金額を毎月10万円とすれば、返済回数は28回ということで2年4ヶ月で完済することができます。
返済の最終回は端数となり、総支払額は277万1292円になります。よって、金利として支払うお金は77万1292円ということです。
返済金額を毎月8万円とすれば、返済回数は39回ということで3年3ヶ月で完済することができます。
返済の最終回は端数となり、総支払額は311万5779円になります。よって、金利として支払うお金は111万5779円ということです。
返済金額を毎月6万円とすれば、返済回数は70回ということで5年10ヶ月で完済することができます。
返済の最終回は端数となり、総支払額は415万2418円になります。よって、金利として支払うお金は215万2418円ということです。
返済金額を毎月5万円とすれば、返済回数は150回ということで完済までは12年6ヶ月かかります。
返済の最終回は端数となり、総支払額は748万9373円になります。よって、金利として支払うお金は548万9373円ということです。
年率29.2%で200万円の借金なら、毎月10万円返済していっても、80万円近い金利を支払うことになるのです。