200万円借りたときの年率1%の差は
年率1%違うと、どのぐらいの金利が変わってくるでしょうか?
200万円を借入れたときには、単純には1年後に2万円変わってくると言えます。しかし、これは1年後に一括で返済する場合の差であって、実際とは異なります。
貸金業者からお金を借りれば、毎月1回や35日に1回というように、定期的に返済をしていくことになります。
1年後に一括で返済したいと頼んでみても、それが認められることはありません。
返済するたびに元金が減っていけば、それだけ支払う金利も少なくなっていきます。このことが金利を難しくしている理由だとも言えます。
200万円を借入れた場合、1年払いなら1万2000円程度、2年払いなら2万8000円程度の金利差になります。
年率1%でも借入金額が大きくなれば、当然生じる金利差も大きくなります。
しかも、返済回数が長くなればなるほど金利差は広がりますので、年率1%の違いを馬鹿にすることはできません。
例えば、おまとめローンを利用すれば今よりも金利が3%低くなる場合、たったの3%しか変わらないなら、面倒な手続きをしないでこのままにしようと考える人もいます。
でも、それは年率1%でどのぐらい支払うお金が変わるかを知らないからです。特に借入金額が高額になり、返済期間も長期なるときには、年率1%に深くこだわっていきましょう。