借入3件の金利計算
金利計算の基本式は、「借入元本×金利×返済期間」になります。
毎月の金利計算は、各借入ごとに計算する必要があります。
例えば、A社から年率18%で借入して、返済によってA社の借入残高は45万円になっているとします。
さらに、B社から50万円を年率25%で借入し、その借入残高が47万円だとします。
この状態で、新たにC社から年率18%で20万円を借入れたいと考えた場合の金利を考えてみましょう。
A社の1ヶ月間31日の金利は、45万円×18%×31日÷365日=約6879円になります。
そしてB社の1ヶ月間31日の金利は、47万円×25%×31日÷365日=約9979円です。
ここで、新たに年率18%でC社から20万円借りれば、その1ヶ月間31日の金利が20万円×18%×31日÷365日=約3057円が追加されることになります。
つまり、A社とB社で6879円+9979円=1万6858円の金利に、C社の3057円の金利がプラスされて1万9915円の金利支払になるということです。
仮に今月は2万円しか返済できないとなれば元金は減らず、翌月も2万円近い金利を支払わなければいけないということです。