支払い金利、年率18%で50万円の場合
ここでは、1月1日に年率18%で貸金業者から50万円借金した場合、実際にはどのぐらいの金利を支払うのかを返済金額ごとに見ていきます。
返済金額を3万円とすれば、返済回数は20回になります。最終回が端数になりますので、総支払い金額は57万9425円になります。
借金元本の50万円を差引した7万9425円が最終的に支払うことになる金利ということです。
この金額は、毎月の返済日や返済金額によって変わり、あくまでも毎月末日に決まって3万円を支払ったときの金利になります。
返済金額を2万円とすれば、返済回数は32回になります。最終回が端数になりますので、総支払い金額は63万1063円になります。
最終的に支払う金利は13万1063円ということですね。毎月の返済金額が1万円違えば、支払う金利の総額は5万1638円違ってくるということです。
返済金額を1万円とすれば、返済回数は94回になります。94回払いということは、返済期間が8年近くになるということです。
この場合の総支払い金額は93万312円になり、最終的な金利は43万312円となります。
返済額が3万円から2万円になったときの金利差は5万円程度でも、返済額が2万円から1万円になったときの金利差は30万円近くになります。
これが、金利計算が難しいという理由でもあります。