400万円の金利を考える
ここでは、貸金業者からの借金の総額が400万円になってしまった人が負担する金利について、いろいろと考えていきたいと思います。
貸金業者からの借金の総額が400万円を超えるという人は、過剰貸付に走った貸金業者らの被害者になると思います。
年収によっては400万円という借金をやりくりできないことはないと思いますが、一般サラリーマンの給与ではとても返済できない金額になると思います。
申し込みをした本人も悪いのはもちろんですが、そういった状況に陥れた、400万円もの借金を背負わせた貸金業者側の責任も重いと思います。
金利が年率29.2%として考えると、1ヶ月で400万円×29.2%÷12=約9万7333円になります。半年では58万4000円、1年では116万8000円ということになります。
毎月の金利の支払いだけで10万円近くになるのですから、手取り額が20万円や30万円程度では無理ですよね。
しかも、元金を返済しなければ永遠と毎月10万円近くの金利を支払わなければいけません。
毎月15万円ずつ返済したとしても元金は5万円しか減りませんので、400万円÷5万円=80回になり、完済まで6年以上もかかる計算になります。
貸金業者は小口で短期の利用だからこそ、金利が高く設定されています。400万円を少額だと考えられるような人かどうか、自分に聞いてみてから400万円の借金について考えましょう。