カード社会と安易な借金
現代はカード社会と呼ばれるように、買い物もキャッシングもカードでという人が多くなっています。クレジットカードで言えば、1人につき平均で2、3枚所持しているというアンケート結果もあるそうです。
今は学生でも普通にクレジットカードを2、3枚持てる時代であり、専業主婦でも複数のクレジットカードを持っているのが一般的だと思います。
現金で購入するよりも、クレジットカードで購入したほうがポイントが溜まり、お得だからというのが1番の理由だと思いますが、そのポイントにしても微々たるものというのが普通です。
そして、クレジットカードの普及によって、それだけキャッシングを利用する人が増えたのは間違いないと思います。
それは、クレジットカードのほとんどには、キャッシング機能が付いているからです。ちょっと現金が欲しいというときに、消費者金融に申込をするというのは面倒ですし、どんなかたちでも審査を受けるのは嫌だと思います。
ところが、クレジットカードのキャッシング機能を使えば、融資を申込する必要もなければ、審査されるということもないですよね。
そのため、クレジットカードでのキャッシングは敷居が低く、安易な利用を招くことが多くなっています。
また、キャッシングではなくても、リボ払いというかたちでショッピングをした場合でも、実はキャッシングと同じように分割返済による借金なのです。
リボ払いでは金利が発生しますので、現金を引き出したのか、それとも直接買い物をしたのかの違いだけで、借金に違いないのです。
このように、クレジットカードは安易な借金を助長するものなので、利用者は十分注意して健全に利用する必要があると思います。