借入書類を整理する
任意整理をする前には、自分の借入残高がどれぐらいかということ知っておくのが良いと思います。そのためには、まずは借入や返済に関する書類を整理することから始めましょう。
借入のときに交わした契約書はすべて保管してあるでしょうか?
返済したときの領収書で保管してあるものがあるでしょうか?
途中融資を受けた際の利用確認書は保管してあるでしょうか?
再融資や切替融資がある場合には、初回からの契約書をすべて保管してあるでしょうか?
すでに完済している債権者の契約書や完済証明書などの書類は保管してあるでしょうか?
契約書に類する書類は大切なものなので、しっかりと保管しているとは思います。そうした書類を各債権者ごとに分類し、きれいに整理整頓しましょう。
中には、紛失している書類もあるかもしれませんが、何が紛失してないのかをしっかりと把握するようにしましょう。
特に、その貸金業者に新規で借入したときの契約書は非常に重要になりますので、どこかにはあると思うけど見つからないという程度なら、見つかるまで探し続けたほうが良いと思います。
借入件数が多い人はこの作業がとても大変になると思いますが、こうした努力が後々役に立ってきますので、面倒くさがらずに頑張ってください。
また、返済を自分の預金口座から振り込んでいたという人は、それが印字されている預金通帳も準備すると良いと思います。
借入や返済に関する資料は多ければ多いほど良いので、大掃除するつもりで行うようにしましょう。
また、借入書類をすべて捨ててしまい、まったく資料がないという人は、自分の記憶を頼りに、どういった借入と返済をしてきたのかを書き出すようにしましょう。
その際には、曖昧でもかまいませんので、取引の全体を書き出すようにします。