被害総額2億6000万円、偽造カード事件
2009年8月25日、他人名義の偽造クレジットカードを所持したとして、不正電磁的記録カード所持の容疑で偽造グループが逮捕された事件で、その被害総額が2億6000万円以上になることが宮城県警などの調査で判明しました。
クレジットカードの顧客情報流出が普通のことになってしまった昨今、自分のクレジットカードが偽造されたとしても驚くようなことではありません。
偽造クレジットカードを作成されることは消費者には防ぎようがありませんので、それはカード会社に頑張ってもらわなくてはいけません。
ただ、クレジットカードが偽造されても、実際の被害がでないことは多いですよね。
クレジットカードには保険がついているのが普通で、仮に誰かが偽造したクレジットカードで買い物をしても、クレジットカードの本来の所有者が明細書などでチェックして、心当たりのない利用だとカード会社に申告すれば済む話です。
クレジットカードの明細書を毎月確認するというのは、正直誰でも普通に行っていることだと思っていましたが、この事件の被害総額を聞いたときに、そうでもないのかと思いなおされました。
2億6000万円分、クレジットカードの所有者が明細書で確認していなかったのかと思うと、本当に驚きです。
クレジットカードは偽造されるものだという認識で、偽造されても被害を受けないように、必ず明細書など確認するようにしましょう。